■お通じが1週間も10日もないような、各個人の健康時に比べお通じの回数が減少して、
おかなはもちろん、気分も悪くて下剤をいくつも試し、かえって下痢や痔になってしまったという経験はありませんか?
便秘とは、個人差もありますが、便が出にくく、出ても硬い水分の乏しい状態のことをいいます。
便秘は、大きく二つに分けると症候性便秘と機能性便秘の分類することができます。症候性便秘は腸管に癌や炎症などの病変があるもので、鍼灸治療だけでは対応できませんので、薬物や外科的処置が必要となってきます。しかし、機能性便秘は大腸運動の減弱や排便習慣の乱れなでが原因でおこるので、鍼灸治療の適応となります。
便秘のうち、特定の病気が原因でおこらない機能性便秘が慢性となったものが、いわゆる常習性便秘で、多くの場合はこれにあたります。
機能性便秘の分類としては
1)弛緩性便秘
大腸の緊張が低下し、蠕動運動が減弱して腸内容の通過が遅くなり、水分が吸収されて排便は硬くなる。これには、野菜不足(食物繊維不足)による腸運動刺激の低下や老化が原因となります。
2)直腸性便秘
排便が直腸に入ると、直腸壁が緊張して、内圧が亢進し、排便反射が生じます。この反射の抑制により排便困難となります。これは、排便の習慣が乱れることにより、起こるもので、トイレを頻繁に我慢するなどが原因となります。
3)痙攣性便秘
副交感神経の過緊張により、下部大腸に痙攣性収縮が生じて糞便の通過が障害されます。これは、ストレスや心理的な乱れが原因といわれています。
このような、便秘が続くと、排便しても硬いため、痔になりやすく、さらにニキビや吹き出ものができたり、肥満になったりし、気分も優れずに不快感になるなど、体調にも悪影響をあたえたりします
鍼灸(東洋医学)での、便秘に対する目的としては
鍼灸治療が適応となるのは、慢性の習慣性便秘です。鍼灸により、乱れた腸の働きを整え、正常な便秘を取り戻すお手伝いをします。常習性便秘でお悩みの方は一度鍼灸治療を試してみてはいかがでしょうか?
○暮らしの中の予防法
食事は、食物繊維が豊富な野菜、くだもの、いも、豆類、海草などを積極的にとりましょう
運動、特に腹筋を鍛えましょう。腹筋を鍛えることにより、お腹まわりの筋肉もついて便秘解消の手助けになります
排便時間を決め、便意がなくても、トイレで排便の努力をし、排便を習慣化させましょう
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